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美濃路(清須)散歩8 「土器野新田」古地図巡り(その四)

前回に続き『美濃路(清須)散歩』の写真をUPします。

今回は「美濃路(清須)散歩」の8回目、「土器野新田」古地図巡り(その四)の写真を紹介。


今回の「土器野新田」古地図巡りのルート図です
minojimap6n.jpg

今回は「土器野神明社」北側から散歩を開始します


古地図H地点

◇現在はI地点から東へ、F地点近くまで通じる新しい道路が出来ていました。

・この先の通路がT字路で奥には行けなくなっていたのでH地点だと推定
minoji0574.jpg
神社境内からここへは古地図では行けそうだったけど、現在はそれらしき痕跡はありませんでした。現在では小山の上の本殿に通じる渡り廊下とか拝殿が出来ているので、出口がH地点からG地点に変更になったのでしょう。



古地図I地点

・昔の水路は今は道路になっていた
minoji0578.jpg
(たぶんここは暗渠になっているのでは)


・ここは土器野ポンプ場でした
minoji0580.jpg
I地点西側の新川へ通じる水路は現在はポンプ場となっていた。新川が増水してもポンプで強制的に排出しているようだ。


・さらに奥に進むとこの道路は所々で曲がっていたり、幅が変わっていたりしていた。ここは昔の生活道路がそのまま今に至っているようだ。
minoji0584.jpg


・ここの奥の坂を上がった所は美濃路です
minoji0586.jpg
I地点と確認出来たので、この美濃路へ移動して次のJ地点へ。



古地図J地点

・古地図のJ地点近くに描かれている大きな建物は……「阿弥陀寺」でした(16:05)
minoji0589.jpg
神社仏閣は相当昔から有ったので当然明治初期の古地図には載っているわけだ



古地図K地点

・続いてK地点の大きな建物を見に行くと……「瑞正寺」でした
minoji0597.jpg


・左奥には宝塔が見えます
minoji0601.jpg
この瑞正寺境内に高さ4.5m位の宝塔があった。この北方に尾張藩の刑場があり、処刑された罪人の菩提を弔うために1815年に建てられたとのこと。


・このすぐ先はL地点ですが、先に瑞正寺裏に回って敷地の基礎を撮影してます。
minoji0602.jpg
基礎はやはりこのような玉石積みで固められていた(ここだけでも2m位の高低差がある)
あと、古地図上では周辺に高木がかなり立ってたようですが、現在はまったく有りませんでした。


古地図L地点

・現在はこの交差点の北東角には飴茶庵がありました。
minoji0603.jpg
美濃路散策の休憩場所として使われているようです


・ここは古民家を改修した交流施設ですね
minoji0604n.jpg
中の備品は、近くにあった既に閉店した山田模型店(通称アメチャッチャ)よりここに寄贈されたようですが、今回はコロナウイルスの影響でしばらく休館との事で中が見えませんでした。尚、元の模型店は今は普通の住宅になっていました。


屋根神様の社
minoji0605.jpg
疫病除け、火難除け、武運長久祈願といった意味が込められているそうです。


・この交差点から東を望むとこんな感じです(枇杷島、名古屋駅方面)
minoji0606.jpg


・この交差点から南を望むと、先程の土器野神明社北口が見える。
minoji0607.jpg
ということは古地図のM地点(ため池)が目の前のはずだが……



古地図M地点の調査

結論……今はため池のようなものは存在していませんでした

昔あった水路のようなものは、たぶん暗渠となって埋められたようだ。
ここの池、水路が埋められた際には、同時に南側の神明社まで道路を延長して作ったと推測。昔の新田にはため池みたいなものが必要だったのだろうけど、現在ではまったく利用価値がないので、埋められて住宅とか道路が作られたのだろう。池の後の痕跡はまったく無かった。


つづいてM地点の池の東側の通路を探索します

美濃路のL地点(交差点)より東へ歩きながら、南へ下りる通路らしきものを探してみた。

・最初に見つけた路地(和菓子屋のすぐ隣りにあった)
minoji0623.jpg
人のすれ違いは出来るが、自転車だと降りないとすれ違えない位狭かった。


・これは非常に狭い
minoji0624.jpg
下った地点から南へ続く通路は現在は無くなっていて、正面に家が建っていた。そしてその家の左横から奥に回り込んで進むと、家の奥には東西方向に通じる狭い路地が新しく出来ていた。


・下から路地を見上げて見るとこんな感じ
minoji0627.jpg
(ここが探していた路地かもしれない)


・家の奥に新しく出来ていたM地点へ通じる路地
minoji0631.jpg
池が埋めらた後に西側のM地点から真っすぐ東へ進める路地が出来て、この近辺の住民にとっては狭い坂道を通らなくても美濃路に行けるようになったので、かなり便利になったのではと思う。(この辺りはどこを見ても池の痕跡は無かった)


・ここからさらに東側へ通じる路地も、このような感じで出来ていた。
minoji0637.jpg
(ここの路地をずっと奥まで行って南へ続く路地跡を探したけど、それらしきものは無かった)


・南へ通じる路地は無かったけど、今いる所が痕跡かもしれないので念のため撮影。
minoji0634.jpg
昔は路地だったけど、だんだん家が建ってきて消滅したのかもしれないねえ。


結論を導き出すと、池を埋めたその場所に南北に通じる(LとG地点を繋ぐ)新しい道路が作られた。さらに池を埋めたところから東へ新しい路地が作られた。よって今いる所からさらに南へ続く地図上の路地は、すべて用が無くなったので宅地になった。
(※あくまで個人的な見解ですよ)

この後は、東側へ通じる路地を進んでN地点へ移動しました。



古地図N地点

・ここのL字クランクは……まだありました(北向きの撮影)
minoji0640.jpg
今は南北方向にも新しい道路が伸びていました
(ここは桝形道路じゃあないと思う。たぶん単に土地の境界線がずれていただけでは。)

この後はこの交差点を右に曲がって、東側に通っている昔の「馬嶋明眼院道」を通ってO地点(美濃路の文造寺交差点)へ行きます。



古地図O地点

・美濃路の文造寺交差点に到着(16:15)
minoji0642.jpg

ということで「土器野新田」古地図めぐりは今回で終了です

次回からはこの美濃路の文造寺交差点より、元の『美濃路(清須)散歩』を再開します。



編集後記

「土器野新田」古地図めぐりは結構大変だった
古地図めぐりは要所を適当に巡って撮影すれば単純に済むかと思ったけど、想像以上の苦労となってしまった。神社の様子が昔とはかなり変わっていたり、新しく道路が出来ていたり、さらには池の跡がどうなったかまで調査したりして想像以上に時間を費やしてしまった。でも終わってみればこれが結構楽しかった。美濃路の資料館は残念ながら今回全部休館だった為、内部の様子が一枚も撮ることが出来なかったけど、この古地図めぐりでかなり撮影出来たので、結果「撮れ高OK!」ということになった。

旧山田模型店の屋根神様(秋葉様)撤去祓清め式
『土器野 神明社 へようこそ』という土器野神明社HPで左サイドメニュー内の検索機能で「屋根神様」を指定して検索すると、2014/05/01の「屋根神様」の記事が参照出来て、当時の山田模型店から屋根神様(秋葉様)を土器野神明社境内の秋葉社に移した時の様子を見ることが出来た。当時の屋根神様撤去後の様子や、飴茶庵の中の備品が元々有った古い山田模型店の看板が写っていたので結構楽しかった。こうやってネットで見れる写真ブログって、やっぱりいいね。


次回は、『美濃路(清須)散歩』の9回目 文造寺交差点~六軒神社での写真です。


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